平成25年 JAS機械等級区分構造用製材の認定を取得しました。
令和4年度 機械等級区分として出品し、農林水産大臣より8回目の大臣賞を受賞しました。
平成27年2月28日 一般社団法人
緑の循環認証会議(SGEC)のSGEC CoC管理事業体として認証されました。
2020年開催の東京オリンピックに向け国際認証となりました。
令和2年7月22日 クリーンウッド木材関連事業者として登録を受けました。
倉地製材所は、これからもSDGs推進に向けて努力致します。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
【クリーンウッド・ナビ】
岐阜県産材の使用を中心に考えています。
地元(岐阜県)の材を使用することは、地元の林業振興につながり、 森林・自然の保全につながります。
また、ウッドマイレージの観点からもCO2の排出削減に貢献できるものと考えています。
岐阜県は、高知県についで全国第2位のヒノキ資源量を有し、13万立方メートルの素材を生産する全国屈指のヒノキ生産地です。
東濃地域の森林を中心として加茂、下呂、武儀、郡上の一分一帯から生産される良質材や並材までを含めて、「東濃桧」と呼ばれます。
東濃桧は、通直、正円、狭い年輪幅、ピンクで艶のある材質、無節または小節、香り高い、材にねばりがあるなど魅力的な特徴を持ち合わせています。
古来より日本の木の文化を支えてきた代表的な木材である「杉」は、各種の産業資材をはじめ、生活用具などに広く利用されてきました。杉資源は民間林に約90%があります。秋田杉や屋久杉などが有名ですが、岐阜県産のスギは、「長良杉」と呼ばれます
岐阜県で生産する素材の小径木から大径木まで利用することにより、住宅一棟分の材をすべて供給できる体制を整えています。
オガコやバーク・木くずも、無駄にせず再利用します。当社に9台ある人口乾燥機の燃料は、全て木くず焚ボイラーです。
オガコやバークは地元でも再利用されています。
柱のカンナくずは、粉砕してペレットの原料となり、地元の小学校等で利用されます。
岐阜県は県土の82%を森林が占め、豊かな水と緑にかこまれた、自然資源を保有する全国屈指の森林県です。
その森林を守り、さらに活力のある森へと育成していくためには、間伐の推進ということが最も重要と考えています。
倉地製材所はいち早く製材機のコンピュータ化、乾燥機の導入を図り、間伐利用を進めてきました。
日本人の心の中に、やすらぎと落ち着きを生む“木”を守り、育て、有効に利用していくことが私たちの願いです。
木の成分には、ダニを寄せ付けない効果があるんです。調湿効果を持つ木のフローリングは、ダニの隠れるすき間をなくし、清潔で健康な暮らしづくりに欠かせません。
森林浴をして新鮮な気分になった経験をお持ちの方は多いと思います。また、鮮魚の下に桧の葉を敷いてあるのを見たことはありませんか?
木の香りを科学した結果、心を落ち着かせ、カビや細菌の繁殖を抑える機能があることがわかりました。
木材の衝撃吸収力にも、注目が集まっています。転んだときに頭が地面に叩きつけられるスピードは、なんと秒速4〜6メートル、その衝撃力は、大きな力士の体重と同じくらいの力がかかります。
フィトンチッドって、ご存知ですか?実は、森林浴で気分がリフレッシュできるのは、木から出される『フィトンチッド』という成分のおかげなんです。木の香りに含まれるこの成分は、リフレッシュ、消臭、脱臭、殺菌、防虫効果があると科学的に証明されています。
明るい小屋裏のスペースや、桧のフローリングが見どころです。
力強い松の梁、ふんだんに使われた杉の梁や桁が見どころです。
同じ厚さの異なる素材で、熱伝導率を比較してみました。その結果、木材(スギ)は、コンクリートの12倍、鉄の約483倍もの断熱性能を備えていると結果がでました。
マグニチュード8.6。1964年にアンカレッジをおそった地震は、関東大震災の7.9より強い地震にも関わらず、死者・行方不明者は13人でした。鉄筋コンクリートの家は、崩壊したものの、この地域は大部分が木造住宅で1軒も倒壊しなかったし、地盤が割れて落ち込んだ家屋も原型をとどめていたと言われています。
驚かれる方も多いと思います。木の強度って凄いんです。鉛直荷重に対しては、木もコンクリートもほとんど変わらない結果がでています。
室内の湿度が上がると、ダニやカビが発生しやすくなります。木には、気温が上昇すると吸湿し、下降すると放湿する特徴があります。つまり、家の木材使用量が多いほど、調湿能力が優れているといえるのです。
◎川を中心として、その川から恩恵を受ける「流域」を1つのグループとして捉え、環境問題や災害対策だけでなく、福祉・医療・教育・文化・生活さらには産業の再配置まで視野に入れた「都市再生(上中下流域)」のための枠組み。
◎行政区分による「地域」の概念を超え、木曽川を基幹に上・中・下流周辺にひろがる「流域」という自然域を、交流の【コモン・グラウンド(共通地域)】とする考え方。
◎自分が地球上のどの地域に属しているかを決定づける考え方のひとつ。(流域という大地の広がり・ランドスケープ・自然の住所など)
◎水道の水から「ふるさとの現実」を感じ取り、インフラ整備・維持の歴史を理解するための意識喚起。〈森は水の源、水は命の源、川は命のつながり〉
◎上流の中山間地域(水源の里)の自然・経済を守ることが中下流域の生活や環境を持続可能なものにしていくことに繋がることを理解する。〈上流は下流を思い、下流は上流に感謝する〉
◎流域思考による経済活動は、自分たちの環境を「健康」にしていく取り組み。
◎名古屋城や伊勢神宮を造った「木の文化」における歴史的流れの喚起。〈木の集散地・名古屋のプライド〉
「流域思考」は、特定非営利法人鶴見川流域ネットワーキング代表理事で慶応大学名誉教授の岸由二氏が提唱されている考え方で、当協議会も岸由二氏の考えに賛同しております。